選手だけではなくプロ野球ファンもマナーは大切

プロ野球の人気は高く幅広い層のプロ野球ファンに注目されています。なかには、選手目当てにキャンプ地まで足を運ぶ方もいるでしょう。

イベントはファンにとって選手と近づける大切な機会であり、楽しみにされる方も多いものです。確かに、なかなか経験できないこともあるため選手に近づきたいという方も多いかもしれません。しかし、たとえ互いの交流を深められるイベントであっても、節度ある対応をすることは大切です。

以前、中日ドラゴンズの松坂選手がファンと接触し右肩を故障してしまうという事故が起こりました。松坂選手は事故後、病院に行ったものの右肩の状態は悪く、キャンプやオープン戦どころか開幕まで間に合わない可能性さえあります。ファンとの接触はこのようなリスクもあり選手にとっても負担は大きいのです。

特にこの事故はファンのマナー自体も悪かったことから、世間でもファンの対応が問題視されています。なかにはファンを特定して賠償責任を求めた方が良い、ファンサービスを禁止した方が良いなどといった厳しいものもあり、今後のファンサービスへの影響が懸念されることでしょう。

プロ野球は体調や体力、怪我の状態によって選手生命を大きく左右しますから、どのようなときでも注意が必要です。

特に利き手には十分配慮しなければなりません。ファンは大切な選手を応援し続けたいのであれば、マナーのある対応をとるべきです。

互いにマナーを守ればより良い関係が築けることでしょう。